ナポレオン皇妃を虜にした天才植物画家の高貴なるバラ絵

ピエール＝ジョゼフ・ルドゥーテ（1759年7月10日～1840年6月20日）
南ネーデルラント出身。画家、植物学者。植物画家・ヘラルド・ファン・スペンドンクに才能を見出され、技術を学ぶ。1784～1785年「新種植物の記述」の挿絵を手がけ、植物画の世界に入る。絵の正確さから、園芸家などからも支持を集める。1789年、王妃の蒐集室付素描画家の称号を得る。1793年、自然史博物館付植物画家となる。1817年～1824年にかけて、169点のバラの絵柄を掲載した植物画の最高傑作・「バラ図譜」出版。1822年、自然史博物館付図画講師となる。ユリやバラなどの植物を描いた博物画を多く残しており、「バラの画家」として知られる。

●絵寸法（約）／32×23cm●額寸法（約）／46×37cm●額素材／樹脂、アクリルカバー入、掛け紐付