冬の寒々しい川辺で餌を採る鴛鴦。雪積る枝には雉鳩が。白銀の世界ゆえ、鳥たちと花がより引き立ち華やかです。

細密技巧の天才絵師 伊藤 若冲
正徳6（1716）年2月生まれる。江戸時代中期の絵師。狩野派の画家・大岡春卜に師事したといわれ、宋元画、特に濃彩の花鳥画に学び模写に励み、実物写生に移行。
「超絶細密技巧の天才」「奇想の画家」ともいわれる。寛政12年9月没、享年84。

■標準掛軸仕様●絵寸法（約）50×29cm●掛軸寸法（約）110×38cm●高精細デジタル印刷専用布●三段本表装●軸先/樹脂