点描法を用いたスーラの代表作。夏の日、パリ郊外のセーヌ川の中洲で過ごす人々を描いた。新印象派の傑作。 原画：制作1884～1886年　所蔵：シカゴ美術館

ジョルジュ・スーラ 1859年12月2日～1891年3月29日
1859年、フランス・パリ生まれ。後期印象派の画家。1878年、国立美術学校に入学するも、兵役のため約1年で退学する。1883年にサロンに素描が入選。1886年、パリ北郊のグランド・ジャット島を題材にした代表作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」が第8回印象派展に出品され話題となる。グランド・ジャット島に集った人々を、先駆的な点描法（線ではなく、キャンバス上に小さな点を併置して表現する技法）で描き上げ評価を受ける。この作品は、スーラの短い生涯の間に残した最大の大作であり、新印象派のフランス絵画を代表する作品となった。点描技法の先駆者。

●絵寸法：（約）長辺53×短辺41cm●額寸法：（約）長辺70×短辺57.5×4cm●重量：（約）3kg●額材質：樹脂、アクリルカバー入●手法：ジクレー＋油彩画風直筆仕上げ●掛け紐付