たなびく金雲の上に、純白の雪を乗せた富士の清らかな雄姿。
全景の山々の、青みがかった瑞々しい緑が、霊峰の青と白、雲海の金と響き合う豪華な一幅。
大観の富士山への愛情がそくそくと伝わってきます。

第1回文化勲章受章 横山大観
近代日本画壇の巨匠・横山大観が描く、日本人の心の琴線を揺らすような、
四季の彩り、日本の情緒、魂の叫び、気高く聳える霊峰富士。
永遠に色褪せない感動と安らぎをご提供いたします。
至宝とも言える名作を心ゆくまで、ご堪能ください。


横山大観　略歴（明治元年～昭和33年）
茨城県生まれ。
朦朧体という、線描を抑えた独特の没線描法を確立。
朦朧体作品を次々と発表するが、当時の守旧派から痛烈な批判を浴び、海外へと渡る。
海外では彼の作品は高い評価を得る。
海外での高評価を受け、やがて国内でもその画風が評価され始める。
近代日本画壇の巨匠である。
昭和12年、第1回文化勲章受章。


●絵寸法（約）／100×35cm
●額寸法（約）／124×48cm
●重量（約）／5kg
●高精細デジタル印刷専用布
●額材質／女桑縁
●アクリルカバー入・掛け紐付