じっとこちらを見据える鋭い目と、しなやかな肢体を覆う柔らかく艶やかな毛並み。
写実と装飾性が調和した、圧倒的な存在感は、
竹久夢二をはじめ後世の画家に多大な影響を与えた、春草の代表作。

菱田春草　（明治7年～44年）
東京美術学校を卒業後、岡倉天心の日本美術院創立に参加。
朦朧体や装飾的な画風によって新しい日本画の世界を開拓。
15年の短い画業の中で重要文化財指定の傑作を4点も遺す。

●絵寸法（約）／30×40cm
●額寸法（約）／42×52×2cm（6号）
●高精細デジタル印刷専用布
●額材質／樹脂・アクリルカバー入・掛け紐付